秋のイベントとして、日本でもすっかりおなじみのハロウィン。ちょっぴりコワくて可愛い衣装で、街を歩く姿も定着しつつあります。
そんなハロウィンに、お手軽傷メイクでもうひと演出してみませんか?
今回は、家にある化粧道具で出来る、本格的な傷メイクをご紹介します。
Contents
ハロウィン 傷口メイクのやり方(顔編)
1−1 ティッシュで傷口メイク
- ティッシュ
- グロス
- 赤のリップ
- アイシャドウ(茶・青)
何と言っても、使う道具も最小限で手順もシンプルなので、非常に簡単なメイク方法です。
顔に擦り傷風の傷口を作りたい人におすすめですよ。
傷口に作りたい箇所にグロスを塗ります。グロスを縫った箇所にちぎったティッシュを乗せ、これを数回繰り返して、層を厚くしていきます。

次に、傷口部分に赤のリップを塗って薄くのばし、色をぼかしていきしょう。
かたぶたっぽく仕上げるなら茶色のアイシャドウの出番。赤色部分のふちをなぞるように、細い線で色をつけましょう。

痣っぽくしたいのなら、ぼかした赤色部分に青いアイシャドウを乗せる合わせ技を。

1−2 コットンで傷口メイク
- アイプチ(つけまつげ用のり)
- リキッドファンデーション
- コットン
- アイシャドウ(赤・赤紫・緑・ブラウン)
- 赤色のリップ
- グロス
- 眉毛ハサミ
- 血のり
四色のアイシャドウで、より傷全体にリアル感を出す傷メイクです。
アイプチとコットンを何重にも重ねることで、表皮も立体的に。
顔に、刃物で裂いたような傷口を作りたい方に、おすすめです。
傷の場所、範囲を決めて、肌に直接アイプチを塗ります。
次にコットンを1枚出し、真ん中から剥がして二枚に割きます。毛がフワフワと立っている方を、ぽんぽんと叩くように、アイプチで塗った箇所につけます。
指でコットンをアイプチになじませたら、上記の手順を6~7回繰り返します。もしもコットンをつけにくかったら、毛羽立った方の繊維を指で剥がして付けるとよいでしょう。
浮いている箇所はしっかりとアイプチにくっつけて、塗った箇所全体にコットンを馴染ませたら、一旦乾かします。

乾いたら、自分の肌と同じ色のリキッドファンデーションを重ねていきます。
さらに赤・赤紫・緑・ブラウンのアイシャドウを、スポンジで叩くように塗り痣っぽさを出していきましょうね。

次は、傷口の裂けている部分です。アイプチを塗ってる箇所に眉毛ハサミを入れ、傷口を切り広げていきます。
うっかり肌を傷つけないように注意しましょうね。
広げた中にはアイプチとコットンの白部分が残っているので、リキッドファンデーションを塗り、アイプチを重ねます。

ちぎったコットンをこより状にくるくる巻いてアイプチの上に乗せ、その上から黒のアイシャドウをまだらに、ぼかすように塗ります。

さらに赤のリップを塗り、透明なグロスを重ねて、浸出液感を演出。
傷の中心部に血のりを染み込ませ、完成です。

血のりは100均ショップで買えますよ。
ハロウィン 傷口メイクのやり方(腕編)

2−1 ティッシュで傷口メイク
- ティッシュ
- ボンド
- リキッドファンデーション
- 口紅
- アイシャドウ(赤・青・黒)
- グロス
ティッシュを多めに重ねて使うことで腕の表皮の、皮の縮みにこだわった傷口を作ることが出来るメイクです。
ただ、ボンドを使用するので、ファンデーションとの配合には気を付けたいところ。皮膚に異常が出たら、直ちにやめるようにしましょう。
心配なら、アイプチで代用してもよいでしょう。
まずは、傷口の表皮から。傷にするポイントにボンドと混ぜたリキッドファンデーションを塗ります。

傷口の皮になる部分なので、細かくちぎったティッシュを不規則に重ねましょう。
その上から、再度ファンデーションを塗ります。

次に、傷口の裂ける部分、中心部を作ります。
こより状に巻いたティッシュを、中心部に、細めの楕円状にして乗せます。
楕円状に囲った中にもティッシュを乗せ、ファンデーションを乗せます。

それから、痣を作ります。赤と青、黒のアイシャドウを混ぜて、傷の外周にぼかすように塗りましょう。
最後に、中心の出血部分に、口紅と黒のアイシャドウ、仕上げにグロスを重ねて、完成です。

2−2 わたで傷口メイク
- ティッシュ
- アイプチ
- コンシーラー
- アイシャドウ(青・赤・黒)
手の甲に、傷口を作るメイクです。使うアイテムは最小限なので、道具を準備しやすいのが特徴です。色のぼかし方が非常に重要になってきます。
まず、手の甲に化粧下地を塗ります。
傷にする部分にアイプチを塗り、ちぎったティッシュを貼って傷の形に整えます。こより状に細く巻いたティッシュを、ティッシュの中心部に押し当て、とれないようにアイプチを塗ってしっかり固定。

コンシーラーなどを使い、ティッシュを貼った部分を肌の色に近づけていきます。

青と赤のシャドーで、傷周りの痣の色を演出。傷の内側は出血部分なので、赤を塗り、黒を重ねて立体感を出しましょう。痣部分も含め全体に赤を乗せ、ぼかしたら所々に青色を乗せ、出血部にグロスを塗って完成です。

2−3 液体のりで傷口メイク
- 赤・黒・青の水性ペン
- 水に浸した綿棒
- 爪楊枝
- 液体のり
水に浸した綿棒で、ぼかして立体感を出す傷メイクです。
ペンは油性だとぼかしにくくなるので、必ず水性のを使うようにしましょう。
青ペンは痣の部分で使いますが、青と黒だけでも十分立体感が出るので、仕上がりにこだわる人は用意してもいいでしょう。
液体のりを使用して赤みやかゆみが出てきたら、すぐにメイクを中断してくださいね。アイプチで代用することも出来るので、無理のない程度に。
赤ペンで傷の出血部分を書き、綿棒でなじませるようにぼかします。
出血部にリアル感を出すため、ぼかした箇所の上から黒ペンで線を書き、また綿棒でのばします。
上記の手順を、1~4回繰り返しましょう。

そして液体のりを傷口部分に重ねて塗り、乾かしたら傷の縁全体を爪楊枝を使って少し剥がします。これで傷口と肌の境目が出来上がるので、怪我の無いよう慎重に行いましょう。

肌と傷の境目は、黒や赤でなぞって、綿棒でぼかし、なじませ、立体感を出しましょう。

メイクするのが面倒ならシールで!

100均ショップでも時期が近づくとハロウィンシールは買えますが「『傷』転写シール」という便利アイテムもあります。
貼ったら水をつけて剥がし乾かすだけで、リアルな傷を作れます。後始末が楽なのも嬉しいところ。
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まとめ

ほとんどの道具は自宅にある化粧道具で済むので、身近にあるもので本物そっくりの傷メイクが作れます。
これであなたもハロウィンの人気者間違いなしですね。