甘くてほくほくのカボチャは、βカロテンやビタミンE、食物繊維などが多く含まれ、色んな料理に使える万能野菜です。
スーパーなどではよく4分の1にカットして売られていますが、丸ごと買ったほうが割安で保存も効きます。
でも、丸ごとのカボチャは切るのが大変ですよね。
最初に硬い皮のところから包丁を入れてしまうと、途中で刃が動かせなくなって途方に暮れたことありませんか?
力任せな切り方は怪我をする可能性もあり危険です。
そこで今回は、硬いカボチャの簡単な切り方とそのコツをご紹介していきます。
皮ごとカボチャの簡単な切り方
(引用元:https://macaro-ni.jp/62015)
カボチャの皮は実と同じくらい栄養豊富で、βカロテンにおいては実より皮のほうが多く含まれています。
そんな優秀なカボチャの皮ですが、切る時硬いのが難点ですよね。
以下に紹介するのは誰でも簡単に成功する切り方ですので、ぜひご家庭で試してみて下さいね。
1-1 方法1 レンジでチン
(引用元:r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/inukai/4912)
まずレンジを使う切り方です。
私は水分の少ないほくほくしたカボチャが好みなんですが、そういうカボチャほど硬くて切れないんですよね。
電子レンジでチンして柔らかくしてしまえば、簡単に包丁が通るようになります。
手順は、
- 洗ったカボチャを丸ごとレンジに入れ加熱する(600Wで2~3分)
- 取り出して包丁で切る
これだけです!
柔らかくなっているので簡単に切ることができますよ。
カボチャはラップに包んでも、そのままでも構いません。
カボチャ丸ごと包んでラップを大量消費するのがもったいないので、私はいつもそのままレンジに入れています。
少し水気が残ったままレンジに入れ、カボチャに包丁が通る程度に加熱するのがポイントです。
完全に柔らかくしてしまうと、切ろうとすると潰れてしまって逆に切りづらくなってしまいます。
半分にしたらスプーンで種とワタを取り出し、料理に応じたサイズにカットします。
(引用元:https://www.kagome.co.jp/vegeday/eat/201710/8488/)
カボチャの中身が熱くなっているので、やけどをしないようにお気をつけ下さい。
あらかじめ加熱してあるので料理の時短にもなります。
なお、レンジで加熱してしまうと保存が効かなくなるので早めに食べ切るようにして下さい。
1-2 方法2 菜箸を刺す
次に菜箸を使う切り方を紹介します。
手順はこちらも簡単です。
- カボチャのヘタをとる
- ヘタに菜箸を刺す
- 菜箸を抜いてできた穴に包丁の先端を合わせ、半分ほど切れ込みを入れる
- 反対側も同じように切る
- 両手で開くようにぱかっと半分に割る
1 カボチャのヘタに切り込みを入れて、ヘタをとります
(引用元:https://youtu.be/8qQAmse3jWYe)
2 ヘタに菜箸を刺します
(引用元:https://youtu.be/8qQAmse3jWYe)
菜箸は貫通させる必要はありません。
3 穴に包丁の先端を合わせて、切り込みを入れていきます(反対側も同様に)
(引用元:https://youtu.be/8qQAmse3jWYe)
4 半分に切るために包丁を深く差し込みます
(引用元:https://youtu.be/8qQAmse3jWYe)
切る時は、最初包丁の先をカボチャの中心に突き刺すように入れ、そのまま刃を下ろすように力を込めるのがコツです。
5 半分に切ります
(引用元:http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/inukai/4912)
カボチャの下に濡れふきんなどを敷くと、まな板の上で安定して切りやすいですよ。
(引用元:https://livingut.shop/mag/topics/20124)
1-3 方法3 炊飯器で炊く
最後は炊飯器を使う切り方です。
なんとカボチャを丸ごと炊飯器で蒸してしまいます。
これはカボチャを皮ごと料理する場合にはオススメの方法です。
手順は、
- 洗ったカボチャを丸ごと炊飯器に入れ、水50ccを注ぐ(カボチャの底が水に浸るくらい)
- 通常炊飯で30分炊く
これだけです!
炊飯器からカボチャを取り出す時は火傷しないように気をつけて下さい。
箸で切れるくらいの柔らかいカボチャに仕上がるので、コロッケやスープなど皮ごとすり潰して使う料理に向いていますね。
もちろんそのまま箸で食べてもいいです。
まとめ
硬いカボチャを少ない道具で簡単に切る方法を紹介していきました。
これでカボチャ丸ごと切るのも怖くありませんね。
栄養豊富で美容にもいいカボチャ、色んな料理に活用してみて下さい。