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蚊に刺されやすい人は足の臭い対策で改善!足裏の常在菌を除菌しよう 

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梅雨もあけて夏本番、様々なイベントが開催され、外に出るには良い日差し日々、服装も軽やかに開放的な気分になってきますね。

うっすら汗ばんだ肌に風が吹くと、夏の暑さにも心地よい爽やかさが感じられます。

……が、しかし。

夏に活動的になるのは我々だけではありません。肌を出せばそれを狙うものも現れます。寝苦しい真夏の夜を、もっと寝苦しくする存在……

小さな夏の悪魔、蚊がもたらすあの「かゆみ」について今回はご紹介します。

蚊に刺されてかゆい原因

虫刺されでかゆくなる原因を、漠然と「虫がもっている毒のせい」と思っている人は多いのではないでしょうか。

蚊など、血を吸うときに麻酔のような働きをする唾液が、時間が経つとかゆくなる原因になるのだとどこかで聞いたような覚えがありました。

 

しかし、厳密に言うとこれは間違いです。

虫に刺されると、その毒成分や唾液成分が「抗原(アレルゲン)」となって身体の中の「抗体」と反応します。そしてヒスタミンなどのかゆみの原因物質が分泌され、かゆみ・炎症などの皮膚炎が引き起こされます。

つまり、虫刺されのかゆみは「アレルギー反応」のひとつなのです。

蚊の唾液には確かに麻酔作用や血が固まるのを防ぐ作用などがありますが、かゆくなるのは私たちの身体の中のアレルギー反応。なので個人差はありますが、アレルギー体質の人は症状が強く出ると言われています。

蚊に刺されやすい人は足の臭いが原因?(足の菌対策)

蚊に刺されやすい人、刺されにくい人、皆さんの周りにもいるのではないでしょうか。あるいはあなた自身がそのどちらかで、いつも損をしているような気がしたり、勝手に羨ましがられたりしてはいないでしょうか?

一説には、O型の血液型の人は蚊に刺されやすいと言われています。また、蚊は二酸化炭素や汗の成分に反応するので、体温が高い人や汗っかきの人ほど刺されやすいとか、黒っぽい服を着ていると刺されやすいなどの説も、聞いたことがあるのではないでしょうか。

では「足の臭いが蚊を呼ぶ」という説はどうでしょうか。

蚊に刺されやすい人の共通点は足の常在菌?

2016年、当時、京都教育大学附属高校の2年生だった田上大喜(たがみだいき)さんは、自分に比べ蚊に刺されやすい妹を助けたい気持ちから蚊の研究をはじめました。

蚊が何に惹かれて妹に集まるのか、飼育箱に入れた蚊に妹の所有物を入れるなど様々な実験で調べたところ、蚊は靴下に反応。あちこちで交尾をし始め、さらに血を吸おうと行動が盛んになっているのを発見しました。

そこから田上さんが、多くの人の足の常在菌を培養して比較してみると、蚊に刺されやすい人の場合「常在菌の種類が非常に多い」ということが判明したのです。

 

害虫防除技術研究所の白井良和さんによると、これらの常在菌によって発生する「イソ吉草酸」という物質が蚊を呼び寄せるそうです。この物質は納豆やチーズの、酸っぱいような臭いのもとで、いわゆる「足の臭さ」の元凶でもあるのです。

ちなみに、田上さんが発見した、足の臭いに反応した蚊があちこちで交尾し始める様子ですが、それまで蚊は一生で一度しか交尾しないと考えられていたので、それだけでも世界的大発見でした。

どうしたら刺されにくくなる?

田上さんは、蚊を呼び寄せるのが足の常在菌なら、その菌を除菌すれば蚊に刺されにくくなるのではないかと考えました。そこで妹に、足首から下を除菌シートでよく拭いてもらったところ、何もしなかったときに比べ刺された数が3分の1に減ったのです。

ただ、常在菌は腸内細菌のように健康な人には必ず存在するものなので、効果があるのは数時間ほどで、石鹸で足を丁寧に洗うことでも効果は期待できますが、個人差も大きいようです。

 

また、イソ吉草酸が「蚊の喜ぶ臭い」であるように「嫌がる臭い」もあるようです。「ハッカ油」や「シトロネラ」「ユーカリ」「レモングラス」などのハーブ系は蚊が嫌がる強い香りだとされています。

他の生物に気を使いながら、これらの「除菌」と「臭い消し」を試してみてはいかがでしょうか。

蚊に刺されのかゆみを止める方法

 

ところで、実は蚊に刺されたときのかゆみは2種類あるということを知っていましたか?

ひとつは刺された直後に感じるもので「即時型反応」と呼ばれ、もうひとつは翌日以降に現れる「遅延型反応」です。個人差は大きいですが、乳幼児は主に「遅延型」で、成長とともに繰り返し蚊に刺されて「即時型」に移行します。間の時期には、刺された直後にかゆくなって一旦治まり、翌日からまたかゆくなります。

爪でバツは間違い?

虫刺されのかゆみは耐えがたいですし、特に子供の頃はそういった我慢が難しいですよね。

しかしアレルギー反応である虫刺されのかゆみをかいて治すことは出来ないですし、ひっかくことで肌が傷つき、細菌が入って感染症を引き起こしてしまうこともあります。

よくある「痒いところに爪でバツ印」というのも、皮膚を傷つけてしまうことになるので虫刺されの時には避けたほうがいいです。

刺されたところを温める!

虫刺されのかゆみは炎症なので、刺されてすぐは石鹸で洗い清潔にし、かゆみには流水や保冷剤、氷などで冷やすのが効果的です。

しかし、それとは真逆の「温める」という意見がありました。

 

詳細を調べてみると「ブラシで擦ったあと、50度のお湯をかける」という方法が紹介されていましたが、こちらはより簡単、安全にした方法のようですね。

 

こちらの方は「蚊の酵素が熱に弱い」と書かれています。アレルギー反応のもとが熱で分解……?と思ったのでもう少し調べてみると、少し理由は違うようです。

 

ある情報によると、他で言われる蚊の毒やかゆみ成分、タンパク質が50度程度の熱で分解されることはなく、この方法は「刺された部分の血流を下げてかゆみを抑える」という原理のようです。

これは冷やす方法とは原理が違うそうですので、冷やしてもかゆくてたまらない!という方はこちらを試してみるのもよいかもしれませんね。

鏡を使ったミラースクラッチング

冷やしたり熱したり、耐え難いかゆみに対抗する方法はご紹介しましたが、かゆみが治まっているうちにアレルギー反応が引かない限り、数時間後にはまたムズムズが戻ってきてしまいます。

それでもかいてはいけない、とはいえじっと我慢するのは苦しいですよね。それならいっそかいてしまえ!

ということで、かゆみの軽減方法として面白いものがあったのでご紹介します。

 

それが「林先生が驚く初耳学!」(TBS系)で紹介された方法で、「ミラースクラッチング」という脳の錯覚を利用したかゆみの軽減法です。刺された右腕と反対の腕を鏡に映し、かゆい場所と同じところをかく……すると実際にかゆみが治まるのだそうです。

視覚を使って脳に錯覚させ、実際に身体に影響を及ぼすこの方法は「ミラーセラピー」と呼ばれ、麻痺などのリハビリでも活用されているそうです。

 

目で見ただけなのに本当にそうだと身体が感じてしまうのは不思議ですが、渋滞などで周りの車が進むと自分が下がっているような感じがしたり、VRで本当に落ちたように感じたり、ということもありますよね。動いていないのに動いた感じがしたように、かいてないのにかいた感じがした、というのは身体の自然な反応なのかもしれません。

 

前述の通り虫刺されはかくべきではないですが、かけないムズムズをなんとかしたい!という時のために覚えておいて損はないかもしれません。

 

蚊に刺されの薬 おすすめランキング

蚊に刺されのかゆみに対するいくつかの方法をご紹介しましたが、そのメカニズムはアレルギー反応が関係していてそう簡単なものではないということもわかりました。

であれば一番簡単・安全に対応できるのは市販のかゆみ止め薬!

というわけで、ネットで評判の良いものをピックアップしてご紹介します。

ムヒアルファEX

虫刺されと言えば「ムヒ」ですね。由来は「無比」からきており、その知名度・人気はその名の通り。中でもこの「ムヒアルファEX」は高い効果と対象範囲の広さで人気のようです。

液体タイプとクリームタイプの2種類あり、10001200円ほどと若干お高めですが、有効成分の「PVA(プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル)」はステロイド成分で腫れや炎症に効果があり、「ジフェンヒドラミン塩酸塩」は抗ヒスタミン作用でかゆみのもとから静めます。

 

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液体ムヒS2a

一方こちらは定番のムヒです。値段は500800円ほどとお手頃です。迷ったらこれ。

こちらもステロイド成分の「デキサメタゾン酢酸エステル」と「ジフェンヒドラミン塩酸塩」が配合されているので、効き目の方は十分期待できます。

ただし注意が必要で、「液体ムヒS2a」のステロイドは「ムヒアルファEX」よりも弱いものですが、クリームタイプの「ムヒS」はステロイド非配合です。

用途や必要に応じて選ぶ必要がありますね。

 

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ムヒベビー

「ベビー」と名につくだけあって、こちらは非ステロイドなので使いやすいですね。また、アルコールやメントールなどのスースーする成分も入っていないので、刺激も抑えられています。

もちろん、子供だけでなく大人も使えます。

 

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液体タイプはスポンジヘッドで、手も汚れずサッと塗りやすいところも人気のポイントかも知れません。

ムヒパッチ

痒い虫刺されは寝ているときや、子供なら目を離したすきにうっかりかいてしまいます。パッチタイプのこれなら、かゆみを抑えつつ、引っ掻いて傷になってしまうことも防げますね。

子供向けなのでアンパンマンやピカチュウの柄のものですが、貼れば物理的にかけなくなりますし、患部をおおって集中的に薬が効くので、大人が使ってもまったく問題ないと思いますよ!

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まとめ

蚊はメスしか血を吸わず、オスは花の蜜などを吸うそうです。そのメスも血からタンパク質を得るのは卵を生むためだそうです。

あの羽音は迷惑極まりないですし、厄介な虫刺されには悩まされます。ただ、彼らも生きるために必死なんですよね。今回ご紹介したいくつかの方法で冷静に対処できれば少しは優しくなれそうな気がします。

様々な病気の媒介にもなる蚊を、あまり甘く見てはいけないですが、すみかを変えてもらうために家の近くには水たまりをなくし、蚊を呼び寄せる臭いのもとを断って清潔にして、住み分けられたらいいなとも思いました。