健康や美容に気を付けている方なら「白湯(さゆ)」についてご存知の方も多いと思います。
そもそも白湯って?
これは単純に水道水を沸騰させた物です。水道水を沸騰させるとカルキなどの不純物が飛んでしまいとても飲みやすくなります。ちなみに白湯を冷ますと「湯冷まし」になります。
白湯をご存知じゃない方のためにも白湯にどんな効果があって、どうやって作ればいいかなど色々と紹介しますので是非参考にしてくださいね。
白湯の温度や飲み方、飲むタイミングは?
(引用元:http://anecca.com/beauty/hotwater/)
まずは正しい白湯の作り方をご紹介します。
やかんに水道水を入れて10分ぐらい沸騰させます。それを50~60度ぐらいに冷まします。
また1人だからお湯を沸かすのは・・・なんて方はマグカップでも作れちゃいます。この場合のお水は浄水器を通したものかミネラルウォーターを使います。マグカップにお水を入れ、レンジで1分30秒~3分(500W)チン!
いずれの方法も簡単なので誰にでも作れますね。
ウォーターサーバーやウォータースタンドの温水機能があるものをお持ちの方はなおさら簡単です。冷水と温水を混ぜればOKです。
飲み方
一気には飲まないようにしましょう。すするようにゆっくりと飲むことが効果的です。時間のある方はできれば10分ぐらいかけて飲むと更に効果的です。
1日の摂取量
白湯を1日に飲む量はだいたい700~800mlがいいようです。白湯にはデトックス効果があるので飲み過ぎると必要な栄養素まで排出してしまう可能性があるので注意しましょう。
その都度白湯を作るのが面倒だったり、仕事などで出かけるから出先ではってお悩みの方は保温のボトルで持ち歩くととても便利です。1日かけて、適量をゆっくりと飲みましょう。
朝・毎食事後・寝る前と1日かけて飲みましょう
まずは起きてすぐに飲みましょう。寝ている間に水分不足になっています。
水分不足は健康にも美容にもよくないですね。そして寝ている間って思っているよりも体が冷えているんです。その体に白湯を入れることで内臓の温度が上がります。
内臓、特に胃腸の温度が上がると消化がスムーズにできるようになります。そして朝食前に飲むことで空腹感が軽減されます。内臓の働きがよくなって、空腹感が軽減されれば・・・ダイエットにも効果的なんです!
食後に飲む場合は胃が落ち着いた状態で飲むといいので、食後最低30分経ってから飲みましょう。白湯だけでなく食後にすぐ水分を摂ると消化器官が機能低下していしまいますのでご注意ください。
効果は一日にしてならず!
「ローマは」でしたね(笑)
でも白湯も同じく継続して飲んでこそ効果がでるのです。1日で効果がでるわけはありません。白湯を毎日飲むことを習慣づけられるように頑張りましょう。
白湯の寝る前の効果
(引用元:https://cat-ch.jp/?p=2115#i-2)
2−1 寝つきが良くなる
就寝前に白湯を飲むとリラックス効果があります。
温かい白湯(50度程度)をゆっくり飲むことで体が温まり、気持ちも落ち着いて寝つきもよくなります。
お腹が温まると副交感神経が働くので睡眠の質も良くなり眠りやすくなります。
2−2 美肌効果
そして内臓が温まることによってデトックス効果も期待できます。
体の内側から温められることによって汗がでます。内側から温められた汗はその状態が長くので、すぐに冷えて引っ込んでしまうこともありません。
汗をかくことで血流がよくなり、体内に溜まっていた老廃物を排出するだけでなくだるさや疲れも出してくれるかもしれませんね。
血流の流れがよくなるということは基礎代謝のアップも期待できます。老廃物を排出して基礎代謝がアップするため、美肌効果があると言われているようです。
2−3 便秘やむくみ改善
老廃物を排出するのですから、自然にむくみや便秘の改善もされちゃうわけです。たぶん白湯を飲み始めて一番先に感じる効果が便秘やむくみではないでしょうか。
まとめ
(引用元:https://waterstand.jp/waterlife/water_healthy/waterlife00031.html)
「白湯の良さはわかったけど飲みにくいわ」と思う方もいらっしゃると思います。最初はよくても慣れるとだんだん飲みにくくなったりしますよね。そんな場合には少し味をつけてあげるといいようですよ。
お勧めは「しょうが(体を温める)」「レモン(疲労回復)」などですが、いきなり健康的なことばかり言われてもねぇ。美味しくないと続かないですものね。でしたらハチミツやメープルシロップや黒砂糖などで少し甘くしてみるのもいいと思います。
白湯のルーツはインドの「アーユヴェーダ」という伝統医学から伝えられてると言われています。お金もかからず始められる白湯。飲み続けてその魅力を是非実感してみてください。