明石家さんまさんには、実はIMARUさんの他に息子さんがいらっしゃいます。
息子さんである長男・二千翔(にちか)さんは表舞台には出ていません。
しかし過去には母・大竹しのぶさんとIMARUさんのマネージャーを務めており、陰ながら親きょうだいの芸能活動を支えていたようです。
明石家さんまさんが息子である二千翔さんの喘息を治した話は、ラジオ番組をきっかけに有名になりました。
今回記事では、長男・二千翔さんの経歴や今の仕事、親子エピソードなどについて見ていきます。
- 長男・二千翔のプロフィール・経歴
- 父・明石家さんまとの幼少期エピソード
- 母・大竹しのぶとの幼少期エピソード
- 最近のエピソード
長男・二千翔のプロフィール・経歴
父に明石家さんまさん、母に大竹しのぶさん、姉にIMARUさんを持つ二千翔さん。
二千翔さんのプロフィールや経歴について見ていきます。
長男・二千翔のプロフィール
優しそうな印象の二千翔さん。
二千翔という名前はとても珍しいですが、
- 2000年を翔ける
- 21世紀を羽ばたいてほしい
という意味がこめられているそうです。
長男・二千翔の経歴
生い立ち
二千翔さんは1985年、大竹しのぶさんとドラマディレクターの服部清治さんの間に誕生。
二千翔さんは実父・服部清治さんの胃がんが判明したあとに授かった子で、服部清治さんは1987年に47歳の若さで亡くなっています。
その後1988年、二千翔さんが3歳のときに大竹しのぶさんと明石家さんまさんは再婚。
しかし明石家さんまさんと大竹しのぶさんは1992年に離婚され、二千翔さんは妹・IMARUさんと共に母・大竹しのぶさんに引き取られました。
離婚後も二千翔さんと明石家さんまさんは会っており、関係は良好なようです。
学歴
二千翔さんは、小学校と中学校は公立の学校に通っていたようです。
幼い頃からとても頭がよかったという二千翔さんは、
- 慶應義塾高校
- 青山学院
- 立教
- 早稲田 など
の名門高校をいくつか受験し、すべて合格。
慶應義塾高等学校へ進学し、卒業後は慶応義塾大学経済学部へ進学したそうです。
職歴
二千翔さんは慶応義塾大学を卒業後、1年半ほどアメリカで仕事をしていました。
職業は不明ですが、帰国の理由は「飽きたから」だそうです。
帰国した二千翔さんは、大竹しのぶさんとIMARUさんのマネージャーを務め、その後芸能情報総合サイト「narrow(ナロー)」を運営。
「narrow」はタレント名鑑と提携しており、膨大な芸能情報が閲覧できることから、芸能界を目指す方にはとても便利な有名サイトだそうです。
現在の仕事
①ジェミー株式会社
二千翔さんは、2011年に設立されたジェミー株式会社に所属しているという情報があるようです。
ジェミー株式会社は「narrow」を運営している会社で、小規模ながら右肩上がりのベンチャー企業。
二千翔さんは個人情報保護責任者を務めているそうです。
②有限会社エスター
二千翔さんはジェミー株式会社だけでなく、有限会社エスターにも所属しているようです。
エスターは母・大竹しのぶさんの所属事務所であり、二千翔さんは代表取締役副社長を務めているそう。
長男・二千翔の趣味・特技
二千翔さんの趣味は読書・カラオケで、人と話すことが好きだそうです。
大竹しのぶさんは自身のInstagramにて、二千翔さんの幼い頃の特技として「鏡文字」を紹介されています。
突然、息子が幼稚園の時に描いた四コママンガを思い出しました。鏡文字しか書けなかった5歳の頃だと思います。
二千翔さんは左右を反転させた「鏡文字」のみ書けたそうで、幼い頃から賢かったことがわかりますね。
父・明石家さんまとの幼少期エピソード
二千翔さんと明石家さんまさんが一緒に過ごしたのは4年ほどですが、いくつかエピソードがあるので紹介していきます。
「ボス」と呼ばせていた
明石家さんまさんは、子どもたちに自分のことを「お父さん」ではなく、「ボス」と呼ばせていたようです。
二千翔さんが自分のことを「お父さん」とは呼びにくいだろうと思い、あえて「ボス」と呼ばせ始めたそう。
(写真左下:二千翔さん)
二千翔さんにとって明石家さんまさんは当初、「パパ」というよりも「魔法使いに”黙れない魔法”をかけられてしまった、にぎやかなお兄さん」という印象だったと実写化ドラマ内で明かしています。
明石家さんまさんは普段から二千翔さんを本当の息子のように思っていました。
妹・IMARUさんが産まれてからは仕事量を減らし、家庭を優先していた明石家さんまさん。
IMARUさんが産まれてからも、帰宅すると先に二千翔さんとスキンシップを取っていたというエピソードもあります。
喘息を治した
二千翔さんは幼い頃に酷い喘息持ちで、入院していたこともあるそう。
薬ばかりの毎日でしたが、いっこうに良くならなかったようです。
明石家さんまさんは、そんな二千翔さんを自分の力で元気にしようと、「薬を一切あたえない、気功で治す」と宣言。
喘息で苦しむ二千翔さんに一晩中付き添い、胸に手を当て続けました。
すると翌朝発作はおさまり、それからは発作が起こることがなくなったそうです。
二千翔さんは、「このとき初めて父親という存在を知った。圧倒的にあたたかくて、信じられないほど頼もしかった」と実写化ドラマ内で話しています。
明石家さんまさんに力があったのかはわかりませんが、二千翔さんの喘息は治り、今は元気に過ごしているようです。
大竹しのぶとの離婚が決まった時
明石家さんまさんから、たくさんの愛情を注がれていた二千翔さん。
1992年の明石家さんまさんと大竹しのぶさんの離婚は、二千翔さんにとって「あまりにも突然だった」ものでした。
親権は大竹しのぶさんが持つことになりましたが、明石家さんまさんは譲れない離婚の条件として「子どもたちにいつでも会えること」を提示。
二千翔さんが大きくなってからも度々会っており、二千翔さんの友人との卒業旅行にも合流し驚かせたことも。
一緒に過ごしたのは約4年と決して長い期間ではありませんが、とても可愛がられていたことがわかりますね。
二千翔が起業を決めた時
二千翔さんが慶応義塾大学卒業後の進路として、「夢だったIT関連の会社を立ち上げたい」と明石家さんまさんと大竹しのぶさんに相談。
大竹しのぶさんは「すぐダメになったらどうするの」と猛反対したようです。
しかし明石家さんまさんは「いいじゃない。二千翔がやりたいって言ってんだから。人生なんて失敗するのが当たり前。たくさん失敗を経験した人しか成功できない。失敗させてあげないと。二千翔を信じてやれ。」と賛成し後押し。
幼い頃から背中を押し続けてくれていることを改めて実感したようです。
母・大竹しのぶとの幼少期エピソード
母・大竹しのぶさんとのエピソードもいくつか紹介していきます。
幼少時代のハロウィン
大竹しのぶさんは自身のInstagramに、幼い頃の二千翔さんとのハロウィンの写真を投稿。
(写真左:二千翔さん)
二千翔さんの幼稚園の友人と毎年集まっていたそうです。
母・大竹しのぶへ誕生日プレゼント
大竹しのぶさんは自身のInstagramに、二千翔さんからの誕生日プレゼントを投稿。
携帯の加湿器で、なかなか出番がないことを残念に思っているようです。
毎年贈っているのかはわかりませんが、母親思いですね。
最近のエピソード
明石家さんまさんとの最近のエピソードもあるので紹介します。
父・明石家さんまへ誕生日プレゼント
2020年9月4日、大竹しのぶさんのInstagramに明石家さんまさんと二千翔さんのツーショットが投稿されました。
彼の誕生日、昼間ふらっとプレゼント買いに行ってくると出かけた息子。何を買ってきたのか心配だったのですが、聞けばコーヒーメーカーだとか。
絶対に持ってるに決まってるのになあと少し不安な気持ちで、いよいよプレゼントを渡す時間が。開けた途端、さんまさんが言った言葉。
「2日前に壊れたんやあ」
これに対してみんながわあと盛り上がり、私も本当に良かったなあと。家に帰って聞いてみるとかなり高価なものだったみたいで。
だって本当にあげたいものあげたかったから。と。
このときを二千翔さんは「コーヒーを1日に何杯も飲むボスが2日間もコーヒーメーカーを故障させたままなんてありえない。きっと僕を喜ばせようとホラを吹いたんだ。」と実写化ドラマ内で振り返っています。
家族として過ごしたのは短い期間ですが、離れて暮らしている現在も強い絆で結ばれているようです。
長男・二千翔が実写化ドラマのインタビューを受けた
2020年11月28日のラジオ番組で、2020年12月13日に放送が予定されている特別番組「誰も知らない明石家さんま」に先駆け、二千翔さんがインタビューを受けたことを明かしました。
明石家さんまさんは「二千翔がインタビュー受けてくれて『お父さんはかっこいい』って言ってくれて。すごい永久保存版のVになって」としみじみ話し、共演者からも感嘆の声があがっていたそう。
「周知のように、さんまは1988年に女優の大竹しのぶと結婚しました。大竹には前夫との子供がいて、その子が二千翔さん。翌年に娘のIMARUが産まれますが、さんまは分け隔てなく接していたそうです。子供たちに自分を『ボス』と呼ばせているのは有名ですが、それも二千翔がお父さんとは呼びにくいだろうという配慮からとか。1992年にさんまは大竹と離婚したので、二千翔さんと一緒に暮らしたのはたった4年間ですが、それでも今も父親として尊敬されているのですから、いかにさんまの愛情が深かったのかが分かりますね」(芸能記者)
(引用:2020年12月4日 Asajo)
二千翔から見た明石家さんま
実写化ドラマ内のインタビューで、二千翔さんは明石家さんまさんについて語っています。
「血の繋がっていない父・さんまを二千翔さんはどう思っている?」というシビアな質問に対し、
「僕が小さい頃からずっと一緒にいてくれて育ててくれたので、本当の父親だと。自慢のお父さん…じゃないですけど、ずっと一緒にいてくれてる人。」
と答えています。
明石家さんまさんと二千翔さんの間には、心温まるエピソードが沢山ありました。
二千翔さん自身の情報はあまりありませんが、明石家さんまさんや大竹しのぶさんを通じて聞こえてくる話もあるかもしれませんね。