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室井滋の旦那は長谷川和彦監督!事実婚の理由は「姓」のためだった

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明るく元気でちょっと不思議なところがある「室井滋」さん。

普段旦那さんについてのお話を聞くことはありませんが、映画監督の長谷川和彦さんと事実婚生活を送られているようですね。

長谷川和彦監督との事実婚生活は30年以上!

 

夫婦関係は良好という噂も聞きますが、それならばなぜ「入籍」されないのか、ちょっと気になりますよね?

そこには「室井滋」さんならではの独特の感性や、あるこだわりが関係しているようです。

 

今回は、室井滋さんが事実婚を続ける理由や旦那さんについてご紹介します!

室井滋の旦那は映画監督の長谷川和彦

 

室井滋さんと言えば、そのちょっと不思議で個性的な人柄がなんとも心地良いですよね!

やはり恋愛面でも独特の考えやこだわりがあるそうで、過去の恋愛や30年以上続く長谷川和彦監督との事実婚生活にも、その傾向は顕著に表れているようです。

プロフィール

 

名前:長谷川和彦(はせがわ かずひこ)

生年月日:194615日(73歳)

出身地:広島県

長谷川和彦監督は、日本の映画界を代表する巨匠。

 

映画好きの中では評価の高い監督ですが、実はご自身が監督を務められた作品は意外にも2作だけなんです。

1976年公開の映画「青春の殺人者」

1979年公開の映画「太陽を盗んだ男」


長谷川和彦監督のデビュー作となった「青春の殺人者」は、新人作品としては異例のキネマ旬報ベスト・ワンに選出され、数多くの映画賞を総なめにしました。

その後、1979年に公開した「太陽を盗んだ男」は「20世紀を代表する映画」として現在でも親しまれています。

しかし、この2作の後に新作の発表はありません。

2014年に立ち上がった長谷川和彦監督の新作企画アイディアを募集する「長谷川和彦プロジェクト」も企画が進行しておらず、ファンにとっては幻の新作となってしまっているようです。

 

 

学生時代はアメフト部に所属されていた長谷川和彦監督。

目をぎょろぎょろさせてボールを追う長谷川和彦監督の形相を見た当時の部の監督が、長谷川監督にまるでゴジラのようだと「ゴジ」という愛称名付けたのだそうです。

この愛称はファンの間でも親しまれており、長谷川和彦監督ご自身も「パパ」とお子さんたちに呼ばれるのが嫌だと「ゴジ」と呼ばせていたのだとか。

 

現在はゴジと呼ばれるに相応しい風格の長谷川和彦監督ですが、もともとは細くてひ弱な少年だったそうです。素の長谷川和彦監督は末っ子気質の甘えん坊で、気も小さく、そんな軟弱な自分自身がコンプレックスだったようですね。

そのため、今ではわざと尊大で威張った態度を取っているのだとか。

長谷川和彦監督と親しい方は、こんな素顔もきっと見抜かれているのでしょうね。

恋愛遍歴が凄い

 

現在、室井滋さんと旦那様の長谷川和彦監督とは、事実婚生活が30年以上続いています。

しかし、それ以前の長谷川和彦監督はかなり奔放な恋愛遍歴をお持ちだったようです。

 

長谷川和彦監督は24歳の頃に、前妻の方と結婚されお二人のお子さんに恵まれます。

関係としては円満な家庭を築かれていたようですが、こちらのご結婚中も女性関係にはだらしない印象でしたね。

女優の沖山秀子さんとの熱愛関係が報じられたほか、元プロ野球選手の田淵幸一さんの奥様と「W不倫疑惑」が囁かれた時期もありました。

 

室井滋さんとの交際が始まったのも、奥様との婚姻関係がまだ継続されていた期間。

当初は「不倫」「略奪婚」と世間からも厳しい目を向けられたそうです。

なかなか凄い恋愛遍歴ですよね!

しかし、室井滋さんとの関係が表沙汰になった後には、女性関係の奔放さを落ち着きを見せています。

馴れ初め

室井滋さんと長谷川和彦監督が出会われたのは、雑誌「ぴあ」の主催した審査委員会でのこと。

長谷川和彦監督から見た室井滋さんの第一印象は「元気がいいお嬢さん」だったそうで、お二人はそこから親睦を深められ一緒に生活されるようになったのだとか。

お二人は当時、東京世田谷区の3階建の一軒家に住んでいたそうです。

現在は、猫好きの室井滋さんによって複数の猫が加わり、長谷川和彦監督と猫との生活を楽しんでいらっしゃるのだとか。

室井滋が事実婚の理由は?

 

室井滋さんと長谷川和彦監督の関係は事実婚ではありますが、お二人は「事実婚のつもりもあんまりない」のだと語られています。

お二人の間では籍を入れていなくても、意識としては夫婦と何も変わりがないのでしょうね。

略奪婚だった?

 

室井滋さんと長谷川和彦監督は、1988年頃から交際されています。

しかし、当時、長谷川和彦監督には妻子がおり、世間では「略奪婚なのではないか?」と実しやかに囁かれました。

確かに時期的には「不倫」「略奪婚」と言われても仕方がないのですが、しかし、事実は少し違うようです。

 

というのも、1999年2月16日号の『女性自身』にて長谷川和彦監督が語った事によると、室井滋さんと長谷川和彦監督のお二人が出会った時には、長谷川和彦さんは既に前妻のもとを離れお一人で生活されていたようです。

そのため「別の女性といっしょに生活するのに支障はない」状態だったとのこと。

これは何も長谷川和彦監督の身勝手やわがままというわけではありません。

 

前回の結婚でも円満な家庭20年近くを夫婦として過ごされた長谷川和彦監督。

お子さんお二人も成人を迎えるということもあり、「家族を一度解散して、それぞれ好きなことをやっていこう」というお気持ちで、了承の上離婚されたのだそうです。

お子さんたちにも「オヤジとして好きなことをやっていきたい」としっかり伝えられたそうで、これにはお子さんたちも笑って返してくださったのだとか。

 

なるほど、家族や家庭の形は人それぞれですもんね。

ライフステージのタイミングやライフスタイルについてもそれぞれの価値観、捉え方があります。長谷川家にとっては家族関係に一旦区切りがついていたということなのでしょう。

この後、1992年に長谷川和彦監督は前妻と離婚。

現在まで室井滋さんとの事実婚関係が続いています。

 

お二人はお子さんはいらっしゃいませんが、長谷川和彦監督も「子供が出来たらちゃんと育てる」と語られており、夫婦関係も良好で「小さなケンカはあっても、大きなケンカはしない」のだそうです。

関係そのものは事実婚であるものの、実態は夫婦ということですね。

両親の離婚

室井滋さんは富山で10代続く名家で一人っ子として育ちました。

小学生の頃にご両親が離婚し、父母どちらと暮らすかは室井滋さんご自身の選択に委ねられたのだそうです。

室井滋さんは迷われた末にお父様とお祖母様と暮らすことを選択されます。

 

この時、室井滋さんは家や学校、そして何より「名前が変わることが嫌」だったのだとか。

室井滋さんなりにご自身の名前に対する愛着や、ご自身のルーツとなる名前が変化することへの違和感を感じられていたのかもしれませんね。

そして、この時の選択が後の室井滋さんの人生の大きな分岐点となります。

 

お父様に引き取られた後、高校卒業まではお父様とお祖母様の3人家族で暮らされていたそうです。

しかし、室井滋さんが大学生の頃にお父様が亡くなり、その後はお一人だったようですね。

室井の名字のため

 

室井滋さんと長谷川和彦監督の関係は良好のようですね!

しかし、それではそもそもなぜ入籍されなかったのでしょうか?「前妻への配慮」や「仕事への支障」など様々な憶測が飛び交いましたが、事実は意外と単純でした。

その理由は、「名前が変わるの嫌」だったから。

 

室井滋さんは、過去にインタビューで「名前が変わるのが想像できないし、嫌だった」と語られています。

いざ結婚するとなった時、相手のことは思っていても、相手の方の名前も含めて「結婚する」ということに対して、室井滋さんの中でリアリティーが持てなかったのだそうです。

室井滋さんにとって、室井滋さんはあくまで「室井滋」さんだったということですね。

 

また、室井滋さんが大学生の頃に亡くなられたお父様の存在も一つの理由。

室井滋さんは富山で10代続く名家ですが、早くにお父様を亡くされたことで「室井」の名を継ぐのは室井滋さんだけになってしまいました。

だから「私が継がなくては」という思いが室井滋さんの中にはあるのでしょう。

それだったら、長谷川監督が婿入りするのは考えなかったのかな〜なんて思ってしまうのですが、長谷川監督も姓を捨てられないという考えのようです。

なぜ、結婚入籍をしない?

「ちゃんと結婚して入籍しないのは、彼女の室井という姓を残しておきたいからなんですよ。室井姓は富山で10代も続いた名家らしいのですが、両親も早くに亡くなって、生き残りは彼女だけになっているようです。そういう姓を捨てられないというのは、私も同じ考えです。それで私も真面 目に、夫婦別姓でも結婚できるようになればいいなぁと思っているところなんです。ちょっと前に、その法案が国会を通 りそうになったころけっこう期待していたんですが、なかなか難しいようですなぁ。」

長谷川氏は結婚しない理由を、あらためて、
「理由はそれだけです。」
と強調した。

しかし、このままいって彼女に子供ができなければ、室井の姓は絶えてしまう。

子供は? 「なりゆきですからねぇ。」 と受けた長谷川氏。 「こうして普通 に共同生活しているのだし、できればちゃんと育てていくつもりです。親権をどうするかは、またその時にちゃんと決めればいいと思っています。」

この先は?
「この先ねぇ。」
長谷川氏は別に構えることもなく言葉を続けた。
「男と女のことだから、何があるかはその時になってみないとわからないけど、いまのところは仲よくやっていますよ。小さなケンカはよくあるけど、大きなケンカはないから、長続きできると思いますよ。」

引用 1999年2月16日号の『女性自身』

 

室井滋さんの感性はある意味現代的なのかもしれませんね。

今後、日本でも夫婦別姓が認められることがあれば、室井滋さんご夫婦も正式に入籍されるのではないでしょうか。

まとめ 

 

今回は室井滋さんの事実婚の理由や、旦那さんである長谷川和彦監督について見ていきました。

姓を変えたくないという室井滋さんの考えは私もよくわかります…!

ずっと一緒に歩んできた姓ですからね。

このご時世、夫婦別姓を望んでいる方も少なくないと思いますので、早く認められる日がくればもうちょっと生活しやすいのにな…なんて思います。

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