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【のん】能年玲奈が干された理由は?名前が使えない原因は契約問題

「じぇじぇじぇ!」のフレーズが大流行したNHK連続テレビ小説「あまちゃん」

ヒロイン・天野アキ役に抜擢された能年玲奈さんは大ブレイクを果たし、日本を代表する女優の仲間入りを果たしました!

2020年現在もCMなどでは姿を見かけますが、反面、ドラマなど演技の場からは“干された”なんて噂も…?

また「のん」に芸名を変えた理由(能年玲奈という名前が使えない理由)にも注目を集めています。

今回は、能年玲奈さんが干された理由について見ていきます。

この記事の内容
  • 能年玲奈(のん)はなぜ干された?理由は?
  • 能年玲奈(のん)が消えてから〜現在までを時系列で
  • 能年玲奈は独立後なぜ「のん」になった?
  • 能年玲奈の現在の活動内容は?

能年玲奈(のん)はなぜ干された?理由は?

2013年放送のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で一世を風靡した能年玲奈さん。

透明感のある美しさと天真爛漫なキャラクターが人気を博し、一時は“テレビで見ない日はない”というほどの人気ぶりでした。

2020年3月には映画「星屑の町」にヒロイン役として抜擢された彼女ですが、今回の映画出演は「海月姫」主演以降実に約5年ぶりのことなのだとか!

世間では“干された”という噂も囁かれていますが、一体、能年玲奈さんに何があったのでしょうか?

ことの発端は2015年4月。

“週刊文春”が能年玲奈さんのメディア露出の減少について、当時の所属事務所“レプロエンタテインメント”からの酷い待遇が原因であると報じたのです。

記事では、2013年以降、のんが置かれていた状況を、「『あまちゃん』時代の月給は5万円」「お金がなく、パンツも買えなかった」「現場マネージャーが次々に替わった」などと詳報。証言者は明らかにされていないが、当事者に「ごく近い人物」を取材したと思われる具体的な内容だった。

引用元:livedoor NEWS

これを受け“レプロエンタテインメント”側は「事実に反する」とし、文藝春秋と同誌編集長を名誉棄損で提訴しましたが、記事の一部は能年玲奈さん本人の告発であることが明らかとなり事態は泥沼化へ…。

更に、能年玲奈さんが“レプロエンタテインメント”に無断で、個人事務所「三毛&カリントウ」を設立していたことが発覚し、契約問題へと発展しました。

その後、契約問題は解決したものの和解とはならず、2016年には能年玲奈さんが独立し、メディアへの露出が激減したようです。

能年玲奈さんの現在のマネージメント会社は、この不遇の背景には元所属事務所からの“圧力”が影響していると言います。

《テレビ局の若い編成マンから本当にたくさんの素晴らしい企画、脚本などオファーを頂きました。しかし、お話が進むうちに、上司や担当役員によって突然潰されてしまうことが繰り返されてきました。その状態が3年も続いております》

また一般紙のインタビューでは、

《この3年で約30件、テレビ局からのんへ、ドラマや情報番組のオファーがあった。でも、こちらが企画に納得して、いざ出演契約を結ぶことになると、テレビ局から必ず『なかったことにしてください』と電話が入るのです》

と語っている。さらに、

《『のんが出るなら、うちのタレントは出演を引き揚げる』といった圧力が電話で局側に入るようなのです。あるドラマでは衣装合わせまで済みながら、契約直前に『今回はなかったことに』と立ち消えになった》

と、のんがテレビに出られなかったのは何らかの圧力があったからだと語っている。

引用元:YAHOO!JAPANニュース

確かに、“レプロエンタテインメント”は多くの人気タレントを抱える事務所。(新垣結衣さん、長谷川京子さん等)

関係性の悪化を考えれば各局の忖度も否めないでしょう。

しかし、これだけ極端な“圧力“が存在するかという点については疑問が残ります。

実のところ、現在は次世代の若手女優がメキメキと頭角を現しており、各局も必ずしも「能年玲奈さんを起用したい!」というわけではないようです。

また、彼女が「あまちゃん」のイメージから抜け出せないことも、女優復帰を遠ざける一つの要因になっているのではないでしょうか。

「『能年玲奈』時代に、所属事務所が意図的に仕事を干していたと報じられたことがありましたが、真相は少し違っていました。実は朝ドラが終了した後、彼女が事務所に示した芸能活動上の”NG項目”というのがあって、その中にはドラマや映画の役柄に関することや、出演したくない番組の形式などがあげられていて、それを許諾した事務所側が、条件に合う仕事を見つけるのが困難だったと言われています。『あまちゃん』のイメージを大切にしたかったからでしょう。

ですが、未だにそのイメージを引きずっていてはなかなか次のステップは踏めません。彼女ももうすぐ27歳。大人の女を演じられるようでなければ、この先女優としてやっていけるか難しいところです」(芸能プロ関係者)

引用元:YAHOO!JAPANニュース

業界内では、今回の契約問題に関して能年玲奈さん側に落ち度があるという見方が強く、芸能界のセオリーからは目に余る行動に印象が良くないという点も関係しているでしょう。

能年玲奈さんの女優復帰は“茨の道”と言えるかもしれませんね。

能年玲奈(のん)が消えてから〜現在までを時系列で

2015年1月 能年玲奈さんが個人事務所「三毛&カリントウ」を設立

2015年4月 週刊文春が能年玲奈さんに対するレプロのパワハラを報じる

2015年6月 レプロが文藝春秋と同誌編集長を名誉棄損で提訴

2016年7月 レプロとの契約終了

2016年7月 個人事務所「株式会社non」設立、「のん」に改名し独立

2016年11月 映画「この世界の片隅に」にて主人公・すずを演じる

2018年4月 レプロ公式サイトから能年玲奈さんのページが削除される

2019年4月 レプロが文藝春秋に勝訴
東京地裁は名誉毀損を認め文藝春秋側に計660万円の賠償を命じる

2019年7月 マネジメント会社が“圧力”問題についてBuzzFeedで言及

2019年9月 文藝春秋側が控訴したが、東京高裁は計440万円の支払いを命じる

2020年10月 文藝春秋側が上告したが、最高裁は上告を退け2審判決が確定

能年玲奈は独立後なぜ「のん」になった?

もともとは「能年玲奈」として活動していた彼女ですが、現在は「のん」名義で活動しています。

この改名には前事務所“レプロエンタテインメント”との契約問題が関係しているようです。

 事務所独立騒動は約3年にわたって続いた。騒動発覚から1年後の16年6月下旬、レプロはメディアに文書を送り「昨年4月から能年との話し合いが進まず、仕事を入れられなかった」と発表した。

この交渉の際、レプロは15カ月分の契約延長を求め、合わせて契約満了後も「能年玲奈」を芸名として使用するには同事務所の許可が必要であると警告していたことが「週刊文春」(文藝春秋)に報じられた。

同年7月以降も能年の退所について正式な発表はなく、今年4月12日、レプロの公式サイトから能年玲奈のプロフィルページが削除されたばかり。

引用元:Business Journal

実は、「能年玲奈」という芸名は本名なのですが、これが“レプロエンタテインメント”の商品に当たるため、同社に許可を取らなければ芸名として使用できないのです。

自分の本名を名乗れないなんて、ちょっと不思議な話ですよね!

能年玲奈の現在の活動内容は?

能年玲奈さんの女優復帰には時間がかかりそうですが、反面、その収入は女優の中でもトップクラスを極めているようです。

“干された”とも言われるほど女優業で活躍の乏しい彼女が、その収入を維持できているのでしょうか?

そのワケは、“CM”出演です!

ドラマや映画などはテレビ各局や制作陣、各事務所などとの兼ね合いがありますが、CM出演についてはスポンサー以外の関係は問題になりません。

しかも、能年玲奈さんは2015年に「好きな女優」アンケート1位を獲得して以降、2020年まで1位〜2位にランクインしており、高い演技力から視聴者からも根強い人気を誇っています。

そのため、「のん」改名後も多数のCMに出演しています。

「のん」さんのCM出演歴
  • LINEモバイル :2017年3月14日〜2018年10月25日
  • 東京テアトル :2017年5月〜
  • 岩手銀行 :2017年5月1日〜
  • ネッツトヨタ広島 :2017年5月9日〜
  • スクウェア・エニックス :2017年〜
  • JA全農いわて :2017年8月〜
  • 元町チャーミングセール :2017年9月〜
  • 金色の風 :2017年10月8日〜
  • UHA味覚糖 :2018年6月23日〜2019年5月26日
  • 香港メンソレータム :2018年9月〜
  • ラクスル :2019年2月9日〜
  • マルコメ :2019年3月15日〜
  • 神戸新聞 :2019年4月1日〜
  • CAMPFIRE :2019年4月19日
  • ユニクロ :2019年8月22日〜

この他、多数のスポンサーの広告にも出演しており、女優のなかでもトップクラスの収入を得ていることを裏付けています。

更に、能年玲奈さんはアーティストなど活動の幅を広げており、昨今では、「星屑の町」や「この世界の片隅に」など演技の仕事も徐々に増えてきている様子

今後の「のん」さんの活躍からは目が離せませんね!

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