2022年11月1日にジャニーズ事務所を退社した滝沢秀明さん。
Twitterでは肩書きを火山探検家(冒険家)としていますが、そのきっかけや活動内容、収入はいくらくらいなんでしょうか?
また今後クレイジージャーニーなど出演の可能性についても気になります。
今回はタッキーの火山探検家転身のきっかけや活動内容、収入について見ていきましょう。
- 滝沢秀明の火山探検家のきっかけ、活動内容は?
- 火山活動家の収入はどれくらい?
- 滝沢秀明の火山探検歴
- 滝沢秀明はまたクレイジージャーニーに出演する?
滝沢秀明が火山探検家に!活動内容は?
2015年から探検家として活動
滝沢さんは遅くとも2015年頃からプライベートで火山の火口の観察に行っていたそうです。
ファンの間ではこの活動は知られていましたが、「火山探検家」という肩書きで呼ばれたのは2018年1月2日放送の「クレイジージャーニー」が最初だったようです。
火山探検をやり始めたきっかけは?
火山探検のきっかけは、2013年7月17日放送の「テレビ未来遺産 奇跡の絶景ミステリー 地球46億年!大自然の神秘はこう創られた」のロケでした。
滝沢さんはバヌアツ共和国のマルム火山を訪れ、溶岩湖(大量の溶岩が火口の中に湖のようにたまっている場所)を撮影。
そこで初めて間近でマグマを見て以来、火山の魅力にハマったそうです。
危険を冒してまで火山探検をする理由を、
「地球の内部を見た」「火山は生きている」「エネルギーに溢れている」という感動が押し寄せる
と語っています。
活動内容は?
滝沢さんのこれまでの火山探検で、マグマに接近し、その淵から採集した石を研究家に渡すという活動をしています。
石を分析すれば、火山の噴火や地震を予知するなど火山学に役立てることができるそうです。
(引用:Twitterより_2018年1月11日)
滝沢さんは自身の活動の目的について、
「日本は地震大国だったり火山大国といわれているので、こういった活動が未来の防災や、いろいろな方のためになれば」(2018年5月30日放送「滝沢秀明の火山探検紀行」より)
と語っています。
また、2017年秋に鹿児島県の海底火山「鬼界カルデラ」の溶岩ドームから採取した岩石が、論文になったこともあるようです。
2018年2月9日にはその論文が英科学誌「Scientific Reports」電子版に掲載され、滝沢さんは17人の共同執筆者の一人として名前を記載されています。
滝沢さんが採取した岩石は、鬼界カルデラが7300年前に起こした地球最大規模の大噴火の際にできたもので、とても貴重なサンプルだったとか。
この発見によって、海底下に大規模なマグマだまりができている可能性があると判明し、将来的に新たな活火山になるかもしれないことがわかったそうです。
「探検家」と「冒険家」の違い
2022年11月8日放送の「ゴゴスマ!」で洞窟探検家の吉田勝次さんが、
冒険家と探検家の違いは目的地が決まっているかいないか
と話し、
「滝沢さんは見た感じ冒険家と探検家の狭間」
と語っています。
タッキーの探検家としての活動頻度は?稼げるの?
活動頻度は?
滝沢さんは2018年の時点で、
- 番組のロケで行った分が3回
- プライベートで行った分で公表されているのが6回
と、年に数回は火山探検していた様子。
2018年1月2日放送の「クレイジージャーニー」では
「(火山探検のことを)事務所に言うと止められるから言ってない」
と話していたので、ジャニーズ退社後はもっと活動頻度が高くなるかもしれませんね。
火山探検家って稼げるの?
火山探検家はパトロンからの援助や撮った火山の映像を売ることで収入源にしているそうです。
大学か研究所に籍をおいていることが多く、その場合年収は多くて300万ほどだそう。
前述の洞窟探検家の吉田さんが言うには、趣味として本業のかたわらやっているという人が多いそうです。
滝沢さんはこれまでの貯蓄や資産を使って火山探検に打ち込むつもりなのかもしれません。
滝沢秀明が冒険家になるきっかけと火山探検歴
滝沢さんはこれまでに、
- マルム火山(バヌアツ共和国)
- ベンボウ火山(バヌアツ共和国)
- エルタ・アレ火山(エチオピア)
- ニーラゴンゴ火山(コンゴ民主共和国)
の溶岩湖を訪れています。
世界に5ヶ所ある溶岩湖の中で、探検の許可が下りていない南極のエレバス山を除いた4ヶ所を制覇しているそうです。
1回目:きっかけのマルム火山(バヌアツ共和国)
マルム火山は最も過酷な火山と言われ、火口まで行った人は5人しかおらず、滝沢さんはその3人目なんだとか。
(引用:Twitterより_2016年1月23日)
マルム火山のマグマを目の当たりにした際の感想を、
景色は絶景でしたが、ロープで降りた世界は、マグマの力強い音、体で感じる温度、ガスマスクを使用しないとそこにはいられなかったりと、環境はある意味地獄の入口にも感じました。
しかし、出来る事ならばずっとそこにいたいとも同時に思ったぐらい感動しました。(引用:TBS テレビ未来遺産)
と語っています。
2回目:ベンボウ火山(バヌアツ共和国)
2018年1月11日の放送の「クレイジージャーニー」では、バヌアツのベンボウ火山のマグマに大接近しています。
(引用:Twitterより_2018年1月11日)
滝沢さんは既に2015年にもベンボウ火山に訪れていたそうで、いつも火山探検に同行するという「火山チーム」で向かっていました。
パワーポイントで手作りの「旅のしおり」を作ったり、絶壁を垂直に下降する訓練をしていたり、芸能人の域を超えたプロフェッショナルな姿勢を見せています。
3回目:エルタ・アレ火山(エチオピア)
プライベートでエチオピアのエルタ・アレ火山も訪れていたそうです。
1906年から存在する、海抜0メートル以下の世界一低い火山。
世界で最も過酷なツアーと呼ばれるダナキル砂漠ツアーにも入っている場所で、滝沢さんは着くまでに陸路で3日かかったと語っています。
4回目:ニーラゴンゴ火山(コンゴ民主共和国)
2017年頃にアタックしたという世界で一番大きな溶岩湖を持つニーラゴンゴ火山は、火口までに往復10時間かかったそうです。
近年でも噴火が続いている火山で、2021年5月にも噴火を起しています。
滝沢秀明はまたクレイジージャーニーに出演する?
2022年11月13日放送の「ワイドナショー」で、松本人志さんが
『クレイジージャーニー』のスタッフが、滝沢さんのツイッターに出演オファーのDMを送った
と暴露。
滝沢さんからの返信はなかったそうで、「ミュートされたのかも」と話しています。
洞窟探検家の吉田さんも2022年11月6日にTwitterで探検に一緒に行こうと呼びかけています。
また、鬼門カルデラの調査当時の神戸大学海洋底探査センターのセンター長だった巽好幸氏は2022年11月4日の「FLASH」の取材に答えて、
タッキーとは鬼界カルデラの調査のとき、『次、またやろう』と話をしていて、『時間があったらまたやりたいです』とタッキーは言ってくれたんです。
時間と機会があれば、火山大使のような役割を務めてほしいなと思います(引用:FLASH_2022年11月4日)
と話していました。
火山探検家として多方面から依頼の声がかかりそうな滝沢さんの、これからの活動に注目です!